ひとくちに「事業承継」と言っても、これには二つの側面があります。
ひとつは「経営の承継」つまり、企業が有する技術や販売手法などの経営上のノウハウ、あるいは「暖簾]などを次代の経営者に引き継ぐことです。「ソフト部分の承継」とも言えるでしょう。
これに対して、自社の株式や事業用不動産・機械設備などの「資産の承継」は「ハード部分の承継」と言えるでしょう。そして、これは「相続」という側面を持つものでもあります。
平成20年10月1日に施行された「経営承継円滑化法」は、主としてこの企業のハード部分たる「資産の承継」をスムーズに進めることを狙いとした法律です。
【事業承継:相談電話】045(335)0875