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2009年02月25日

≪事業承継における遺言の重要性≫

経営承継円滑化法の施行により、納税猶予制度や遺留分特例などを上手に活用できれば、従来よりも円滑な事業承継が可能な環境が整ったといえます。

しかし、中小企業における「事業承継」の中心部分は、あくまで「相続」です。そしてこれを言い換えれば、事業承継とは「相続財産の大部分を後継者という特定の相続人が独占する相続」なのです。

他の相続人も、事業の継続のために必要なことだと理解はしていても、現実に相続が発生した時には、不満や不公平感を抱かないことは少ないでしょう。

昨今、相続は「争族」などと言われます。

一般のサラリーマン家庭と違い、中小企業経営者の家庭では、なまじ相当な資産があるが故に「争族」の原因は少なくありあません。せっかく事前に万全な準備をして事業承継対策を行っても、経営者が亡くなった後に「争族」が起こったのでは意味がありません。

このような不幸な事態を回避するための有効な手段それが「遺言」です。先代経営者の明確な遺志とそれぞれの家族に対する想いを伝えることによって、最後の不安要素を消すことができます。

遺言によって、円滑な事業承継と円満な相続が完結します。

遺言は、経営者にとって、いわば「最期の一手」なのです。
posted by jigyoshokei at 20:44| 事業承継における遺言の重要性